基礎法学
裁判制度・紛争解決(司法権の限界:統治行為) 重要度B
直接国家統治の基本に関する高度に政治性のある国家行為であっても、法律上の争訟にあたる限り、裁判所は必ず司法審査を行わなければならず、司法審査を控えることは一切許されないとするのが統治行為論である。
答え:×(誤り)
解説
統治行為論とは、高度に政治性のある国家行為について、法律上の争訟として法的判断が可能であっても司法審査の対象から除外する(裁判所が判断を差し控える)とする理論である。説明はこれと逆に「必ず司法審査を行わなければならない」としており誤りである。判例も衆議院の解散等についてこの考え方に立つものがある。