基礎法学
法格言・法諺(何人も自己の事件の裁判官) 重要度B
「何人も自己の事件の裁判官となることはできない」という法格言は、裁判の公正を確保するため、事件と利害関係のある者がその事件の裁判官となることを排除すべきとする考え方を表し、除斥・忌避の制度の基礎にある。
答え:○(正しい)
解説
「何人も自己の事件の裁判官となることはできない」は、自己や自己と特別の関係にある者の事件について裁判官となれば公正な裁判が期待できないことから、その関与を排除すべきとする自然的正義の要請を表す格言である。裁判官の除斥・忌避・回避の制度の理念的基礎となっている。