行政法
行政法の一般的な法理論/行政立法 重要度A
児童扶養手当法の委任に基づき制定された同法施行令(政令)では、支給対象となる婚姻外懐胎児童に関し『(父から認知された児童を除く。)』との括弧書きが置かれているが、これは憲法に反するものではなく、また父の不在を基準に児童扶養手当の支給対象児童の範囲を区切ることもそれなりに合理性を有するといえるため、当該括弧書きを設けたことは政令制定者の裁量の範囲内にあり、違憲・違法ではない。
答え:×(誤り)
解説
最判平14.1.31は、児童扶養手当法の委任に基づき定められた児童扶養手当法施行令のうち、母が婚姻によらないで産んだ児童の中から父による認知を受けた子を児童扶養手当の支給対象児童から外している規定について、当該委任の趣旨に背くものであると判示した。 児童扶養手当法 / 児童扶養手当法施行令 / 最判平14.1.31 / R3-10-4 / H26-9-ウ