行政法
行政法総論/法の一般原則 重要度A
行政上の法律関係においても法の一般原則たる権利濫用禁止が例外的に妥当する場合があるとはいえ、その適用には慎重さが求められる以上、村の申請を受けて県知事が行った児童遊園設置認可処分が行政権の甚だしい濫用にあたるとしても、それが地域の生活環境保全という公益上の必要性に由来するものであるならば、当該処分が違法と評価される余地はない。
答え:×(誤り)
解説
判例によれば、個室付浴場業を規制することを主たる動機・目的としてなされた知事による本件児童遊園設置認可処分は、行政権の濫用にあたる違法なものであって、個室付浴場業を規制する効力を持たないとされている(最判昭53.6.16)。 最判昭53.6.16