民法 契約以外の債権発生原因(不法行為・素因減額) 重要度B

被害者が標準的な体格や一般的な体質とは異なる身体的特徴を備えていた場合であっても、その身体的特徴が疾患といえるものでないときは、特段の事情のない限り、損害賠償額の算定に際してかかる身体的特徴を考慮に入れることは許されない。

答え:○(正しい)
解説
最判平8.10.29は、不法行為によって傷害を負った被害者が、平均的な体格や通常の体質とは異なる身体的特徴を有しており、それが加害行為と相まって傷害を生じさせ、あるいは損害の拡大を招いたとしても、当該身体的特徴が疾患に該当しない場合には、特段の事情がない限り、損害賠償額の算定にあたってこれを斟酌することは許されないと判示している。
民法722条2項 / 最判平8.10.29 / R3-34-2
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