民法
不法行為(一般不法行為) 重要度A
甲は不動産業者の乙社と、乙社が丙建設に発注して建てさせた建売住宅を購入する契約を結んだ。この建売住宅に丙の手抜き工事に起因する欠陥があり、漏水によって甲が大切に保管していた骨董品が損害を被った場合、甲は丙に対し不法行為に基づく損害賠償を請求することができる。
答え:○(正しい)
解説
不法行為に基づく損害賠償請求とは、他者から損害を被った際に、契約関係が存在しない場合であっても、所定の要件を満たすことで金銭賠償を求める債権の発生を認める制度である(民法709条)。本肢では、AとCの間に直接の契約関係はないものの、Cによる手抜き工事という過失に起因する欠陥が原因となってAに損害が発生しているため、不法行為の成否が問われることとなる。 民法709条 / H15-29-イ