行政書士試験の試験科目と配点【一覧でわかる】
行政書士試験の対策を始めるうえで、まず押さえたいのが科目と配点の構造です。どの科目に何点が割り当てられているかを知ることで、限られた学習時間をどこに集中すべきかが見えてきます。このページでは総点300点の内訳を一覧で整理します。
総点300点の全体構造
行政書士試験は「法令等科目」244点と「基礎知識」56点の合計300点で構成されます。出題形式は5肢択一式・多肢選択式・記述式の3種類です。
- 5肢択一式:1問4点
- 多肢選択式:1問8点(空欄4つ×各2点)
- 記述式:1問20点
法令等科目(244点)の内訳
法令等科目は配点の8割を占める最重要分野です。出題範囲は憲法・行政法・民法・商法(会社法)・基礎法学です。
- 5肢択一式:40問 × 4点 = 160点
- 多肢選択式:3問 × 8点 = 24点
- 記述式:3問 × 20点 = 60点
合計244点です。中でも行政法と民法は択一・記述ともに出題数が多く、合否を左右します。逆に基礎法学や商法は出題数が少ないため、深追いしすぎないバランス感覚が大切です。
基礎知識(56点)の内訳
令和6年度から「一般知識等」が「基礎知識」へ再編されました。出題は14問×4点=56点で、すべて5肢択一式です。範囲は一般知識、行政書士法などの諸法令、情報通信・個人情報保護、文章理解などです。
足切り(基準点)に注意
基礎知識は56点のうち24点(6問)以上を取らないと、ほかが高得点でも不合格になる「足切り」が設定されています。文章理解は対策で得点しやすいため、確実に取りたい分野です。
科目別の優先順位
配点と出題数から考えると、優先度は行政法 > 民法 > 憲法 > 基礎知識 > 商法・基礎法学の順がセオリーです。記述式60点は行政法・民法から出題されるため、この2科目の理解を深めることが合格への近道になります。