行政書士試験とは|概要・受験資格・難易度をやさしく解説
行政書士試験は、官公署に提出する書類の作成や許認可申請の代理などを行う国家資格「行政書士」になるための試験です。受験資格に制限がなく、年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受験できるのが大きな特徴で、毎年5万人前後が挑戦しています。このページでは、これから受験を考える方に向けて、試験の全体像をやさしく整理します。
行政書士試験の基本情報
行政書士試験は、一般財団法人行政書士試験研究センターが実施する国家試験です。例年11月の第2日曜日に全国の試験会場で行われ、試験時間は午後1時から午後4時までの3時間です。
- 受験資格:なし(誰でも受験可能)
- 試験日:例年11月第2日曜日
- 試験時間:午後1時〜午後4時(3時間)
- 出題形式:5肢択一式・多肢選択式・記述式
- 受験手数料:10,400円
試験科目と配点の概要
試験は大きく「法令等科目」と「基礎知識」の2分野に分かれ、総点は300点です。法令等科目が244点、基礎知識が56点という配分で、法令の比重が高いのが特徴です。
法令等科目(244点)
憲法・民法・行政法・商法(会社法)・基礎法学から出題されます。5肢択一式40問(160点)、多肢選択式3問(24点)、記述式3問(60点)で構成され、特に民法と行政法が得点源かつ合否を分けるカギになります。
基礎知識(56点)
令和6年度から従来の「一般知識等」が「基礎知識」へと再編されました。一般知識・行政書士法等の業務関連法令・情報通信・個人情報保護・文章理解などから14問(56点)が出題されます。
難易度はどのくらい?
合格率は例年おおむね10〜15%で推移しており、決して簡単な試験ではありません。ただし合格点さえ取れば全員が合格できる絶対評価(基準点方式)のため、他資格のような定員による競争はありません。学習時間の目安は600〜1,000時間程度とされ、計画的に取り組めば働きながらでも十分合格を狙えます。