行政書士試験の合格基準・足切りラインを解説
行政書士試験は、決められた基準点をすべてクリアすれば合格できる絶対評価の試験です。しかし合格基準は1つではなく3つあり、そのうち1つでも欠けると不合格になります。特に「足切り」と呼ばれる基準を見落とすと、総得点が高くても涙をのむことになります。このページで合格条件を正確に確認しましょう。
合格に必要な3つの条件
行政書士試験に合格するには、次の3つの基準をすべて同時に満たす必要があります。
- ①法令等科目で122点以上(満点244点の50%)
- ②基礎知識で24点以上(満点56点/足切りライン)
- ③総合得点で180点以上(満点300点の60%)
1つでも下回れば、ほかがどれだけ高得点でも不合格です。逆に言えば、この3条件を満たせば受験者全員が合格できます。
足切りに要注意:基礎知識24点
最も注意すべきなのが、基礎知識の足切り(②)です。基礎知識は14問×4点=56点ですが、ここで6問(24点)以上を確保できないと、法令で満点近くを取っていても不合格になります。
例えば、法令等科目で200点を取っても、基礎知識が20点(5問)しかなければ足切りで不合格です。基礎知識は配点こそ小さいものの、合否を左右する重要分野だと意識しましょう。
具体例で確認する
合格するケース
- 法令等:150点(122点以上 ○)
- 基礎知識:32点(24点以上 ○)
- 総合:182点(180点以上 ○)→ 合格
不合格になるケース
- 法令等:170点(○)
- 基礎知識:20点(24点未満 ×)
- 総合:190点(○)→ 足切りで不合格
合格点は毎年変わらない
行政書士試験は相対評価ではないため、原則として合格基準点は固定されています。過去に問題の難易度が極端に高かった年に補正措置が取られた例はありますが、基本は「180点・122点・24点」を目標に対策すれば確実です。